利息制限法の順守について
自由民主党金融調査会委員様
特定非営利活動法人東京都地域婦人団体連盟
会長 川島 霞子

 私ども東京都地域婦人団体連盟(略称=東京地婦連)は、地域婦人会の連絡組織で、昭和23年創立以来、くらしの安全を守るために地域に根ざした活動を続けております。
 私どもの会員を含めて、いま、地域では生活の二極化がますます進んでいます。その中で、やむを得ずお金を借りて急場をしのがなければならず、その上、高金利の負担に耐え切れず多重債務に陥るという悲劇も、身近におきております。
 現在・貴調査会で検討されている利息制限法と出資法の金利でさえ、十分に高い金利です。ぜひ順守してください。


1.利息制限法の順守の方針を確定してください。

 市場調達金利からしても、利息制限法の金利でさえ十分に高い金利です。ぜひ、順守してください。

2.その場合、どんな例外もおかないでください。
 短期・小額の融資を例外として認めてしまえば、現在のサラ金の1件当たりの貸付限度額は原則として50万円以下(金融庁ガイドライン)ですから、サラ金での融資はみな例外として高金利になってしま
います。どんな例外も置くべきではありません。

2006年6月27日

金利規制に例外を設けないでください!

 昨日からの新聞やテレビ報道で、グレーゾーンの撤廃で調査会の意見がまとまるとのこと、大変うれしく思っています。しかし、その際に、短期・小口の融資を例外とするとの案が相変わらず検討されているということに、非常な怒りを覚えます。
 短期・小額の融資を例外として認めてしまえば、現在のサラ金の1件当たりの貸付限度額は原則として50万円以下(金融庁ガイドライン)ですから、サラ金での融資はみな例外として高金利になってしまいます。どんな例外も置くべきではありません。私たちの暮らしを守るためにも、一切の例外をおかずに、利息制限法の順守を決定いただきたく、再度お願い申し上げます。

2006年7月5日
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