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2007年2月7日
内閣総理大臣 安倍 晋三 様厚生労働大臣 柳沢 伯夫 様 特定非営利活動法人 東京都地域婦人団体連盟
会 長 川 島 霞 子 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-17-7 全国婦人会館 1階 03−3407−2370/FAX 03−3400−5131 E-mail t-chifrn@ceres.ocn.ne.jp http://www.chifuren.gr.jp/tokyo/ 柳沢伯夫厚生労働大臣の解任・辞任を求めます 柳沢厚生労働大臣は1月27日の島根県松江市での講演において少子化対策に言及する中で行った女性を「出産する機械」と例える発言、これは絶対容認できるものではありません。私たち団体は、毎日の家庭生活を営む中で家族の健康、命を預かり、子育てをし、戦後民主主義の下で、男女共同参画の住みよい地域社会づくりの活動をしてまいりました。安心して子どもをうみ育てる環境づくりにこそ厚生労働省はまず取り組むべきではないでしょうか。 本来厚生労働省は、国民全体の命や人権を擁護し労働や男女平等、少子化対策を司る省と認識しております。今回の柳沢大臣の発言はこの戦後民主主義の基本となる人権を特に女性の人権をないがしろにし、人としての尊厳を踏みにじった発言で、男尊女卑の影を女性は直感的に感じとり憤っております。新しい命の創造は男女平等の上に立ち育まれるものであります。人権意識が感じられない自覚のない発言は少子化対策の本質を見誤っていると言わざるを得えません。 このような大臣、また容認する内閣に私達は不安を抱いております。早急に大臣を解任・辞任していただき、「美しい日本」で安心して子を産み育てることの出来る社会を構築する本来の施策に邁進してください。 |
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