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■2011年8月15日付
今、平和の尊さ思う 女たちの戦争体験
One World プロジェクト 支援物資の追加募集
クトロヴァッツ兄弟のピアノデュオ
無洗米の工場見学と意見交換会 「環境によい」と増える利用者
個人情報保護専門調査会で最終論議 多くの課題明確に
第13回野菜需給協議会 1日も早く、安心・安全な食料を
地域ニュース

■今、平和の尊さ思う 女たちの戦争体験
いつの間にか戦争に巻き込まれていった

 あの戦争が終結して66年の歳月が流れ、今年もまた8月15日がやってきました。東京地婦連では戦争を知らない世代が多くなった今日、生き証人となった会員から生の声の「女たちの戦争体験と作文集」を桜映画社とともに昨年DVDと体験文集として完成させ、学校の教材や市民運動の場で活用を訴えてきました。いつも通り、普段どおり、でも少し我慢しながら暮らしていたことが、いつのまにか戦争に巻き込まれていった女性たちは、日常の暮らしの中に潜む戦争の足音に敏感になり、平和の尊さをより一層感じています。今、東日本大震災の惨禍はその戦争の惨禍と重なり、二度と戦争を引き起こさせない、加担はしない思いを抱き続けています。体験作文集からそんな思いがあふれる一文を紹介します。
戦争は日常だった

お米も魚・野菜も手に入らない

 後の世に激動の昭和と言われた戦争の時代、今思えば戦争は日常でした。遠い大陸での出来事で「戦争」とは言わず「事変」と軽く呼ばれていたので、昭和十年代はじめまでは、ひどい切迫感は子どもたちにはなく、国内はそれなりに平穏な日々が続いているように思えました。しかし変化は生活の小さな事柄から次々と起きてきました。
 まずお菓子が店頭から姿を消し、次にお米が配給になり、何でもあっておなかいっぱい食べることが出来た時代はもう昔話になり、小さな弟妹たちは、ショートケーキなど、見たこともないのでした。
 野菜も魚も同じで、その頃の母親たちは年中食糧の調達に大変な苦労をしていました。自分の着物をお米やお芋と交換したり、高い闇値でおみそやおしょう油を買ってしのぎました。

表現の自由奪われ筆を折られた作家

 私が楽しみにしていた少女雑誌も紙は粗悪になり、薄っぺらになり、内容も軍国主義一色、実に殺風景なものになりました。もちろん、表現の自由は失われ、作家の中には何人も筆を折った人が出ました。
 昭和十六年十二月、真珠湾攻撃により、米英との戦争に入りますと、軍部の弾圧はますますひどくなり、今思えば狂気としか言いようがない世のありさまでした。音楽は「蛍の光」も「庭の千草」も歌えない、オルコットの「若草物語」もジェーン・オースティンの「高慢と偏見」も、シェークスピアでさえいけないと、軍部は言うのです。乙女心に大変な反発を覚えましたが、もちろん口には出せません。

「お国の為に」と犠牲を強いる政府

 服装も着物は袖を短く切り、洋服も黒や紺で華美な色柄は許されず、戦争末期にはズボンかモンペで、おしゃれをしたい娘たちは「お国の為に」とひたすら耐えていました。そして格差と差別もひどいものでした。「職業軍人」の私の友達の家はまさに天国、ケーキもお肉もカニ缶もたくさんあって、子ども心に割り切れず傷ついたものです。
 軍の横暴はわが家の暮らしにも影を落としました。洋画家の父は従軍画家になることを断ったために、絵の具の配給を軍から止められました。私たちもミッションスクールの生徒であるためひどい差別を受け、学院長はスパイ容疑で逮捕されてしましました。

涙の学徒出陣

 戦局が悪化し、学業半ばで学生たちは戦争にかり出されました。歴史にも示された学徒出陣式は、冷たい初冬の雨の中神宮外苑の競技場で行われ、参列した私たち女子学生も、傘もささずにずぶぬれで涙と共に見送りました。あの人たちの内、何人の人が無事に帰還されたかと六十数年たった今も胸が痛みます。
 サイパン島・グアム島が米国の手に落ちると、そこを拠点として連日連夜の空襲がはじまりました。空襲の合間にご飯をたいて、サイレンが鳴るとお釜ごと防空壕に持って入ったり、小学生の疎開がはじまると私たち一家は福岡県の父の郷里に移りました。
 母は、夏目漱石全集と源氏物語を小荷物で送り、あちらで全部とどいた時は、大変うれしゅうございました。日本中津々浦々、空襲を受けない町はないほど米国の攻撃は徹底していました。そして遂に沖縄・広島・長崎の悲劇と続き、敗戦を迎えました。

シベリアへ抑留された婚約者

 みなさんのそれぞれの場で、さまざまな戦争があり、悲惨な体験をなさいました。戦後はまた、生き残った者も大変な苦しみでした。私など戦争の痛手の少ない人間の一人だと思いますが、それでも婚約者がシベリアに抑留され、二年半ほど生死不明で、何回厚生省の引揚援護局へ足を運んだかわかりません。叔父は広島で被爆、二年後に亡くなりました。
 今思えば、どこかの独裁政権の国のような、狂気の中での生活でした。

「戦争を語りつぐDVD体験作文集」
平成23年度 優秀映像教材最優秀作品賞に


 (財)日本視聴覚教育協会では、教育に利用される映像教材の制作と利用の向上進展を図ることを目的として、優秀映像教材選奨をしています。
 8月5日、平成23年度の審査で「DVD女たちの戦争体験」を社会教育部門の市民生活向きの優秀作品として賞が贈られることになり、制作した桜映画社が表彰されることになったと発表しました。桜映画社さんありがとうございました。
 DVDを観て戦争の空しさ悲惨さを感じ取り、平和を希求していく材料になればうれしい限りです。

この映像と作品集をより多くの場所で、多くの人が活用して戦争とはどういうものか感じて欲しい 23人の体験者がつづった作文は戦争は二度といやだと訴えている

「戦争を語りつぐDVD体験作文集」のご希望は、こちらのページへアクセスしてください。
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■One World プロジェクト 支援物資の追加募集
 被災地のがん患者さんにケア用品を届ける活動に取り組んでいる One World プロジェクト。春の支援物資募集で全国から提供していただいた品は、被災地の各医療機関のご協力で多くのがん患者さんに手渡され、患者さんのみならず、医療者の方々にも元気と励ましを与えてくれています。
 被災地では、震災直後の危機的状況はおさまってはきたものの、その中で病気を抱え生活している患者さんたちは、まだ安心して治療生活を送れているわけではありません。季節も夏から秋冬へと向かうこれから、プロジェクトでは支援物資の追加募集を行います。ぜひ、ご協力をお願いいたします。
  • 第2次募集期間=8月22日〜26日
  • 第3次募集期間=11月7日〜11日
  • 送付先 〒100‐0006 千代田区有楽町2‐5‐1 有楽町マリオン13F 公益財団法人日本対がん協会内 One Worldプロジェクト
     Tel03(5218)4771
〈募集内容〉
  • 医療用カツラ(送付にあたってのお願いを参照してください)
  • 付け毛(帽子に付けて使うタイプ)
  • 内帽子(付け毛+ネット)
  • カツラ用ケア用品=シャンプー・リンス類(新品・未開封に限る)、アンダーネット(洗濯済みのもの)、組み立て式スタンド、ブラシ(新品、もしくは傷み、汚れのないもの)など
  • ケア帽子(タオル製、綿ジャージ製、プリント地、バンダナ製など。手作りを含めて新品のもの。あるいは洗たく済みのもの)
  • NEW! 秋冬向けグッズ(マフラー/手袋/あったかソックス/腹巻きなど。手作りを含め新品のもの)
ご遠慮いただきたい品 部分カツラ(頭頂部増毛用)/エクステンション/つばのあるような一般的な帽子/ヘッド状のスタンド
 
〈医療用カツラの送付にあたってお願い〉
 
(1) 送付前に必ずカツラをシャンプーし、お手入れを済ませてから送ってください。帽子に付けて使う付け毛・内帽子(付け毛+ネット)も同様です。
(2) ファスナー式ビニール袋に入れて送ってください。カツラは基本的に箱から出して、ファスナー式ビニール袋に入れて嵩(かさ)を減らして送てください。
(3) サイズと髪の長さを書き添えて。試着がスムーズにできるように、サイズ(頭囲)と髪の長さを記したタグ(メモ用紙にサイズと長さを記入したものでも可)を、カツラに付けて一緒に送ってください。
 また、「人毛100%」「人毛ミックス」「少し白髪交じり」「おかっぱ風」のように、分かる範囲の特徴を記入していただくと助かります。
 詳細は、One World プロジェクトのブログへ。タグのサンプルやカツラの手入れ法も掲載しています。
 http://oneworldpro.jugem.jp/
▽お問い合わせは 窓口担当・寺田
 
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■クトロヴァッツ兄弟のピアノデュオ
売り上げの10%を被災地へ
申し込みは東京地婦連へ


 今春3月3日に公演し、人気を博したピアノデュオ、クトロヴァッツ兄弟が再び来日し、華麗なハーモニーを奏でます。今回は東日本大震災支援コンサートとして11月22日(火)に日本青年館大ホールで開催します。主催は日本青年館。
 東京地婦連は日本を愛する「世界最高峰のピアノデュオ」の公演を、協力団体として支援しています。
 チケット売り上げの10%は、被災地の地域青年による郷土芸能の再生活動に役立てます。
 チケットご希望の方は東京地婦連事務局までお申し込みください。お待ちしております。

・と き=2011年11月 22日(火)午後7時開演
・ところ=日本青年館大ホ ール(全席指定)
・チケット=一般400 0円(当日5000円)
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■無洗米の工場見学と意見交換会 「環境によい」と増える利用者
「とがずに炊ける」災害時にも重宝だと評価

 8月1日、東京地婦連ではBG加工無洗米の工場見学と意見交換会のため、日本消費経済新聞社の紹介で、(株)東洋精米機製作所(埼玉県坂戸市)のトーヨーライスセンター関東工場へ出かけました。無洗米は「とがずに炊ける」白米の精米です。水の節約やとぎ汁が流されないので河川の汚染の軽減にもつながり、環境によいと利用者が増えています。また3月の災害の教訓で、日頃から利用していると水が貴重となった時にも重宝すると見直されています。
とぎ汁が出ない

ひとめぼれの金芽米。計量カップつき

トーヨーライスセンターの概要説明

肌ヌカを取った米を点検口から見る

 お米はとぎ洗いをして表面のヌカ(肌ヌカ)を落とし、ごはんに炊き上げます。無洗米はこのとぎ洗いを精米所で行っているので、家庭ではお米を炊飯器に入れて分量の水を注げば炊けますが、気をつけることは肌ヌカが取れているので、カップにはお米の量がその分多く計量されます。したがってその分、水を増やすことになります。
 無洗米専用の、へこみのついた計量カップを使うと、炊飯器の目盛りで炊くことができます。

無洗米の製造方法

 無洗米の製造方法には、(1)ヌカ式(BG精米製法‐肌ヌカの粘り気を利用して、肌ヌカをはがし取る)、(2)タピオカ式(NTWP‐少量の水で米をぬらし、タピオカにつけて取り除く)(3)水洗い式(水で洗い、短時間で乾燥させる)(4)その他(ブラシ式など‐ブラシや不織布でこすって取り除く)‐‐などの方法があります。
 国は無洗米の規格は作っていませんから、どれでも無洗米と表示できることになり、品質や食味など差があっても消費者には分かりません。店頭に並ぶ無洗米の精米方法が気になるところです。

トーヨーライスセンターの無洗米「金芽米」

 今回見学した工場は、BG精米製法で「ヌカでヌカをはがし取る」方法です。とぎ汁は全く出ません。また取り除いた肌ヌカは有機肥料や飼料になって有効に活用されています。この製法の技術を使って、トーヨーライスでは胚芽の基底部を残した無洗米「金芽米」を発売しています。
 見学は、防虫ネットが張られ虫などの異物が入らないように、ふたが付いた1階の受け入れ口から始まります。
 2階、3階に流れ作業でつながっている玄米タンク室、白米にする精米機室を通り無洗米にするBG加工室を経て、微粒ごみ、壊れ米まで取る選別機室、最終包装室では5キロ入りの袋になって顔を出します。
 工程の要所要所には点検口がありますが、通常は工場の中は無人で窓もありません。
 この工場は一度に練馬区の人口の1日分のお米が貯蔵できる玄米タンク室を持つ大規模な工場で、無洗米「金芽米」に精米しています。
 意見交換会では、金芽米の健康効果などの説明を受け、おいしいごはんの炊き方や無洗米の食べ比べなどをして、質疑を交わしました。

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■個人情報保護専門調査会で最終論議 多くの課題明確に
 消費者委員会の個人情報保護専門調査会の第9回会合が7月26日に開催され、報告書に掲載する「個人情報保護法及びその運用に関する主な検討課題」について、最終の論議が行われました。
 この調査会は、「個人情報の保護に関する基本方針」および「消費者基本計画」を踏まえて、個人情報保護法の施行状況の評価並びに個人情報保護法及びその運用に関する問題点の検討を行うことを目的に開催されたものです。

課題整理を目的に

 消費者基本計画には、消費者委員会で個人情報保護法について、「法改正も視野に入れた問題点についての審議」を行うこととされているので、そのための課題整理を行うことが目的でした。
 しかし、09年12月に設置が決まったものの、半年以上未開催で、ようやく10年8月に第1回を開催、その後第2回から8回にわたり、21の省庁、団体・個人からヒアリングを実施、第8回でとりまとめのための座長試案が提出され、最終の第9回でとりまとめを審議という、議論の時間が非常に限られた、残念な調査会になってしまいました。
 個人情報保護法が制定されたころに比べると、情報通信技術はより高度になり、情報の広がり方も大きく変わってきています。また、税と社会保障の共通番号制の審議はどんどん進み、もう最終段階に入っています。

法改正へ向けて今後本格的審議

 その中で、どのような個人情報を保護の対象とするのか、そのためにはどのような仕組みが必要かなど、そもそも検討しなければならない課題が多くあります。
 残念ながら、個人情報の範囲についての法改正の必要性、主務大臣制度の限界がはっきりしてきている中、独立した第三者機関の必要性を強く主張する委員がほとんどでしたが、その詳細を詰めて議論する時間がなかったために、明確な法改正の方向性についての問題提起はできませんでした。でも多岐にわたる課題の抽出ができました。
 「特定の個人を識別することができる」(個人情報保護法第2条第1項)という要件の解釈がわかりづらく、法の趣旨にも誤解が生じているとの意見について、法執行後における情報流通手段の変化・情報サービスの展開も踏まえつつ、個人の人格的、財産的な権利利益の侵害を未然に防止しようとする法の趣旨に照らして、検討する必要がある。
 (1)保有個人データの利用停止等(2)委託処理の透明化(3)利用目的の明確化(4)取得元等の具体的明記など、プライバシーポリシー等に基づく事業者による取り組みについては、事業者の自主的な取り組みに委ねるのでは不十分ではないかとの意見もあることを踏まえ、その進行状況及びプライバシーポリシー等の役割を検討する必要がある‐‐などです。
 今後、消費者委員会に調査会座長から報告がされ、本格的に法改正に向けての審議が始まることを期待します。
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■第13回野菜需給協議会 1日も早く、安心・安全な食料を
 (独)農畜産業振興機構が主催する野菜需給協議会が、7月15日に開催され、次のような説明がありました。
(1)東日本大震災以降の野菜の需給と価格の状況等
 キャベツ、タマネギ、ダイコン、レタス、ニンジン、ハクサイなどは前年をわずかに供給が上回り、価格は大幅に下回った。野菜の安価は、私たち消費者にはうれしいこと。
(2)23年度夏秋野菜の需給と価格の見通し
 作付面積は福島、茨城が下回っているが、北海道、岐阜の出荷量は前年を上回り、夏場はもともとサラダ需要があることに加え、今年は原発事故に伴う節電ムードによる非加熱メニューの食材として、レタス、トマト、キュウリなどの需要が伸びると見込まれる。価格は下落基調。
 タマネギは北海道産の貯蔵物の出荷量が順調で、その上、輸入品の価格が下落傾向。
(3)被災産地復興支援のための、野菜の消費拡大活動について
 福島県須賀川市岩瀬地区の「きゅうり館」。夏秋キュウリの指定産地が被災しながらもキュウリの生産に精を出す生産者の様子、宮城県亘理地区のイチゴのハウスを襲った津波の跡。海水やヘドロの除去作業、復旧作業や苗づくりの作業に取り組んでいる様子などをスクリーンで説明。
(4)各団体による野菜の消費拡大の取り組みについて
 私は婦人会の取り組みなどについて、次のように発表しました。
 渥飾区の野菜品評会のことやJA渥飾の野菜販売には婦人会が協力している。
 区が福島県塙町と防災協定を締結していて、トラック2台分の野菜を買い付け、区役所前で塙町の町長、渥飾区長、職員、婦人会も手伝って販売した。
 「塙町応援プラン」として、送迎付き1泊2食で1万円の企画を7月7・8日に実施、現地で野菜や特産品をたくさん購入してきた。
 夏秋野菜の出荷が本格的になる時期となり、市場には安全な物しか出回らない仕組みになっていることを含め、消費者には放射性物質の野菜への影響などについて、正しい情報を伝える必要があることを訴えました。
 一日も早く、安心・安全な食材を、消費者は待ち望んでいます。
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■地域ニュース
渥飾納涼花火大会
わか草婦人会


 渥飾の夜空を彩る渥飾納涼花火大会は7月26日に開かれ、今年で45回を数えました。開催するかしないかで大分話し合い、警察や消防は人手がなくて増員はできないというので、非常な決意があったようです。
 区では一人のけが人も出さないよう、土手には階段の設置、警備には花火以上に力を注ぎました。例年ですと25万人が今年は55万の人出。午後4時を過ぎると駅もぞろぞろと歩く人でいっぱいになりました。若い子の浴衣姿が目立ちました。
 今年の花火は「渥飾から送る復興のエール、夜空に輝け希望の光」をメインテーマに、6つステージで構成され、渥飾の元気が東日本大震災の被災地の皆さんに届くよう、ステージごとに趣向を凝らした希望の光が夜空を彩りました。
 私も友人と早くから、江戸川河川敷の仕掛けの真正面に陣取りました=写真。仕掛けから出る炎が空に向かって色とりどりに花開く様子に思わずアッと感動の声をあげてしまい、40分間の夢のような夜空にひたることができました。
 天候に恵まれ風もなく、住民が一堂に喜ぶ姿は、忘れられない思い出の頁です。命の洗たくをした夏の夜でした。
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