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■2016年6月15日付 | |||||||||
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■世代を超えて地域の力 平成28年度東京地婦連総会 | ||
平成28年度の東京地婦連総会は、5月17日に飯田橋の東京都消費生活総合センター16階の会議室で開催されました。今年度の基本方針は昨年に引き続き「世代を超えて地域の力」をテーマに活動を進めていきます。 | ||
東京地婦連は平和な明るい社会の構築を目指して心を結集し、地域に根差した活動を地道に進め、自然災害に対する備え、原発事故に関する諸問題、原発に依存しない新エネルギー利用の選択、少子高齢社会における地域の連携、安心・安全などへの取り組みについて深く考え、平和活動などの活動方針を可決しました。 今年の事業報告には消費生活に関わる運動として国民全体に負担を強いる消費税、家計への負担増が懸念される大きな問題に消費者として国の施策に関心を寄せ、税の公平性の問題を提起していき、また、地域福祉への取り組みについては、国と地域の医療と介護サービスに対する関心を一層強め、学習し、安心して暮らせる地域づくりに積極的に取り組む活動方針が承認されました。 同時に行われた役員改選では、梨洋子理事より緊急動議があり、今期は単位団体の解散に伴う中央委員の減少により、現体制のまま引き続いてご尽力いただきたいと提案があり、全員の拍手で現役員の継続が承認されました。 |
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■2016ピースアクションin Tokyo | ||
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広島市長と長崎市長のメッセージも紹介 主催者の挨拶に続き、語り継ぐ「ヒロシマ・ナガサキ『あの日』から生きて」は、コープみらい、パルシステム東京、東都生協、東京南部生協の4人の語りでした。 松井一實広島市長のメッセージは、1945年8月6日、広島は一発の原子爆弾により焦土と化し、何万という人びとが炎に焼かれかけがえのない14万もの命が奪われました。核兵器は非人道の極みであり絶対悪です。ヒロシマは世界中の人びとが被爆者の「こんな思いを他の誰にもさせてはならない」という切なる思いを受け止め、ともに行動するよう訴えています。 田上富久長崎市長のメッセージは、1945年8月9日、長崎の街は一発の原子爆弾により、一瞬にして7万4000人の尊い命が奪われました。被爆者の平均年齢は80歳を超えました。長崎市では核兵器廃絶を遠い目標ではなく、起きた事実を世界へ、さらに若い世代へ継承していけるよう全力で努めてまいります。 リレートークとピースパレード 参加団体リレートークでは、東京都生協連平和活動担当者連絡会、大学生協、医療生協、東京地婦連、東友会などの団体から発表がありました。 東京地婦連は宮原恵子さんが、平和活動の取り組みについて、戦争を知らない世代が人口の80%を超えた現在、若い世代に戦争体験を語り継ぐために70周年特集を組み、会員の思いを「婦人時報」に掲載し、「女たちの戦争体験」DVDと文集を自治体などに寄贈したこと。江東区の東京大空襲戦争資料センターの見学やビデオ鑑賞など、9条フェスタ東京ネットの緊急講演会にも参加、「市民運動の力で、戦争のない社会にするために活動していきたい」と、発表しました。 アピール採択 「核兵器廃絶に向けて核の脅威に怯える暮らし。核抑止力などという言葉のある政治を。戦争や核兵器が存在する世界を。その終わりが1日も早く来ることを願い、これからも核兵器廃絶と戦争のない世界を目指して発信し、行動し続けることを誓って2016ピースアクションアピールといたします」と読み上げ、採択されました。 東友会の閉会挨拶の後、青山の会場前から神宮通り公園(渋谷)までをピースパレード、記念撮影をして午後1時に解散しました。 今年はオバマアメリカ大統領が、5月27日の夕方、現職アメリカの大統領としては初めて広島を訪れ、平和記念公園の原爆死没者慰霊碑に献花して被爆者を追悼し、「核兵器のない世界」を将来にわたって追及していく必要性を世界に訴え、日米関係も原爆投下から71年を経て、大きな歴史の節目を刻みました。 アメリカ大統領の今回の広島訪問が、核廃絶のきっかけになることが期待されます。 | ||
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■第5福竜丸展示館 開館40周年 | ||
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展示館の入館者は530万人を超える
レセプションでは谷茂岡正子会長が「福竜丸展示館の隣には、東京地婦連の植えた八重紅大島桜があり、ともに平和を願っています。戦争のない核のない、平和な世界を願いましょう」と乾杯の杯を上げました。 歓談のあとには、1958年8月の第4回原水爆禁止世界大会の終幕に上演された翻訳劇「最後の武器」の朗読部分を書き下ろした音楽構成劇が、こんにゃく座歌役者により披露されました。 最後に入院療養中の第五福竜丸元乗組員の大石又七さんから、「マグロ塚を築地に永久設置して、後世に平和な世界を、核のない世界を訴えていきたい」と、築地にマグロ塚設置の署名運動に、協力依頼がありました。 | ||
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■地域ニュース | ||
2016年度総会 都民クラブ 初夏の陽気の5月24日、渋谷区商工会館で開かれた都民クラブの総会には、13人が出席しました=写真。 大北副代表の司会進行により議長選出、梨代表が議長に選出されスムーズな議事進行で事業報告、決算報告、会計監査報告、事業計画、予算審議、役員選任が承認されました。昼食をとりながら懇談になり、新しく入られた中野三千代、渡辺和子のお二人の紹介がありました。 見学会の候補地については「水素ステーション」を具体的に検討することになりました。 皆さんの忌憚ない意見交換や、ご活躍の様子をうかがった有意義な総会でした。 薬物乱用防止を すずしろ会 東京都薬物乱用防止推進練馬地区協議会の平成28年度の定期総会が、6月1日に練馬区役所で行われました。 今年度は推進委員の改選の年に当たり、推薦された見米元秀会長はじめ役員の皆さんもスムーズに承認されました。今年度の事業計画も示されて、新メンバーとして私も協力していかなければと思いました。 来賓の練馬警察署の担当者のお話があり、覚醒剤など違法な薬物の使用状況が少しずつ増えてきているそうです。折しも前日に、元野球選手に実刑判決が出たこともあり、少しだけ、1回だけのつもりで使用してしまって、止められなくなってしまった事例なども話されていました。 私たちも今年から推進員として、駅頭キャンペーンや地区祭などで薬物乱用防止を訴えていきます。 平成28年度定期総会 わか草婦人会 6月5日、南綾瀬地区センターで、平成28年度わか草婦人会定期総会を開きました。地元の町会長、副会長、区議会議員も参加され、会員60人余が出席しました=写真。 谷茂岡会長はあいさつで、食品ロス削減に向けた取り組みにふれ、「今年度は『フードドライブ』を進めていきたいと思います。会員の皆さんも高齢になっていますので、無理をせず身体に気をつけて1年間力を合わせていきましょう」と、力強く話しました。 事業報告、決算報告がありましたが、盛りだくさんの活動事業に参加でき、健康に恵まれてよかったと安堵しました。事業計画案では各部長の発表もあり、皆さんの承認で盛会に終わりました。 町会長は「健康に気をつけて町会行事にご協力ください」。議員は「健康を維持するには体操を」と話されました。 第2部は葛飾区嬉泉病院名誉院長須藤祐司先生の講演で、テーマは「在宅介護はどこまで?」です。 最後は行政、国の公助だが、当てにできないため社会参加し、生きがいを持つこと。毎日明るく暮らせば健康に老いていくそうです。高齢の私たちにとても参考になるお話でした。 |
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