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■2017年6月15日付 | |||||||||||
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■2017年度東京地婦連総会 世代を超えて地域の力 | ||||
2017度の東京地婦連総会は、5月12日に飯田橋の東京都消費生活総合センター5階の会議室で開催されました。今年度の基本方針は昨年に引き続き「世代を超えて地域の力」。今まで以上に地域の絆を強くし、よりよい地域活動を推進していきます。 総会の議事は2016年の事業報告、会計報告を承認し、2017年度の事業計画案(別項)、予算案も全員の拍手で原案通り可決しました。
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■東京都男女平等参画を進める会及び東京都女性活躍推進会議 | ||||
4月25日に東京都男女平等参画を進める会及び東京都女性活躍推進会議が都庁で開かれ、「東京都女性活躍推進計画」「東京都配偶者暴力対策基本計画」が、平成29年から平成33年まで5年間の行動計画ができました | ||||
東京都女性活躍推進計画 一、働く場での女性の活躍 ・均等な雇用機会と女性の職場拡大・登用促進 ・女性の就業継続やキャリア形成 ・職場におけるいやがらせ(ハラスメント) ・若者のキャリア教育の推進 ・起業等目指す女性に対する支援 ・育児や介護等理由にする離職者に対する再就職支援 ・啓蒙活動の充実 二、女性も男性もいきいきと豊かに暮らせる東京の実現 ・生活と仕事の調和(ライフ・ワーク・バランス)の実現 ・地域における活動機会の拡大 ・男女平等参画を推進する社会づくり(政治・行政・行政分野への参画促進、防災・復興分野への促進、教育・学習の充実)など (以下略) 東京都配偶者暴力対策基本計画 四、(1)暴力を許さない社会形成のための啓発と早期発見(2)多様な相談体制の整備(3)安全な保護のための体制の整備 五、男女平等参画を弊害する様ざまな暴力への対策各委員からは、「アルバイト学生の賃金が最低の額、女子学生が危ない、女性の非正規雇用が多い(申し込みをすれば正規雇用にされるといえども現実は厳しい)、ガラスの天井は破れない、介護などは女性中心で男性はあまりしない。保育所に入れない(特に0歳児)。女性は医療や科学分野の 大学院生が少ない」などの発言がありました。 委員長は「これからは社会で女性が輝く時代が来ると思います」と結びました。 | ||||
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■山下副会長にベスト消費者サポーター章 | ||||
山下陽枝副会長は、地元での長年の活動実績と「東京都消費者月間」等への貢献により、ベスト消費者サポーター章を受けられました。山下陽枝さん、おめでとうございました。 授章式は6月6日に都庁で行われ、大北副会長、宮原理事も駆けつけました。 | ||||
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■葛飾区消費者の日 特別講演会 | ||||
5月27日葛飾区ウィメンズパルで、消費者の日特別講演会が開催されました。今年は講演と高齢者悪質被害防止の落語出前寄席、美容相談と実演などで、223人の葛飾区民が集い盛会でした。 | ||||
荻原博子さん流サイズダウン指南のお話 「くらしを豊かにするマネー術」は経済ジャーナリスト荻原博子さんのお話。荻原さんはバブル崩壊直後からデフレ長期化を予想し現金に徹した資産防衛・家計運営を提唱し続けています。 講演から、身近な家計運営を主に報告します。 夫婦別財布の家庭も多いが意外と落とし穴も。家計運営は夫婦でするとよい。日常の買い物など小さなむだを省くのは妻、住宅ローンや保険、通信費の見直しなど、大きいお金の節約は夫に任せる。 まず月の振り分け。食費は今、月平均4万円。主食1万円、残り3万円を1000円札にし、1日1000円の予算でやり繰りする。1000円と限られていれば漠然とは使えず、店ごとの傾向、底値などの情報を駆使するようになり自分で枠を作ることで、1カ月続けると1000円でも余るようになり、年間6000円程度節約できる。 家計簿は流れが分かるのでつけるべき。大まか派はレシート貼付でもよい。週計でむだ買いと思う物に赤丸をつける、それだけで節約癖がつく。買い物はカートを使わずカゴで。メニューが決まっていない時は総菜売り場を参考に決める。レジで1品返品するなど、節約に努める。 お金は難しい話ではなく、ほんのちょっとの心がけで将来に大きな差が出ます。人生に山は3つあり(1)50歳で資産をプラスマイナス0にする。ここから貯蓄スタート(2)年金より現金。先行き不安定な利回りに振り回されるより貯蓄(3)老後は介護に2人で1500万円くらいは必要。 最後に家計のサイズダウンの必要性と現金での資産防衛を訴えられ「キャッシュ荻原と呼んで!」と言われるほど、現金特化主義の荻原さんでした。私もサイズダウンの家計運営を心掛けなければ…。 | ||||
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■地域ニュース | ||||
定期総会 わか草婦人会 5月10日、わか草婦人会の総会が南綾瀬地区センターで開催され、谷茂岡会長の挨拶、事業・決算・監査報告、事業・予算案と続き、皆さんの承認で無事終了しました。 今年度の事業は町会と共催で、ふれあい広場やもちつき大会、地婦連や消団連の事業参加、かつしかFM放送出演、子育て支援事業である放課後の子どもたちの見守りをする、わくチャレ活動など、多方面にわたりあらためて驚かされます。 第2部は、葛飾区消費生活センター・森本宏さんの「悪質商法等による消費者被害防止」。プロジェクターを見ながらの講演です。 区に寄せられた相談は27年度で2950件、そのうち70歳以上の高齢者が500件を超えているそうです。電話で子どもや孫のふりをして現金を振り込ませる詐欺、最近は、親族のほかに警察官や弁護士になりすます劇場型の手の込んだもの、区役所や税務署などの公的機関をかたる手口、訪問購入、点検商法などがあり、「私は大丈夫」と思っている人が被害に遭っているそうです。森本さんは、「皆さんだまされないようにしてください。クーリングオフ制度を利用したり、困ったときは区の消費生活センターに相談してください」と、呼びかけました。 ますます巧妙になる手口にだまされないように、地域の活動や講座に参加して情報を得ることも大切なことと、思いました。 総会だより 都民クラブ 2017年度の都民クラブ総会は、緑雨の注ぐ5月26日、渋谷区商工会館会議室で開催されました=写真。議事は滞りなく進み、(ご夫妻で会員の)北川公造さんと私は、会計監査を無事に終了しました。とりわけ懇談会では、事業計画も多々ある中で恒例の見学会について、和気あいあいと活発な討議が行われました。 江戸東京博物館へ 「白洲正子ゆかりの地を訪ねたい」「NHK放送センターは」「日本橋から船で水路めぐりはいかが」「都の環境施設を海から訪ねては」「出光美術館は皇居を眺めながら休憩できるコーナーが魅力」等々。結局、両国の江戸東京博物館を久し振りに訪ねる計画で一同は一致しました。 私たち会員も見学会はもとより数多くある事業には何とか都合をつけて、一回でも多く参加したいものです。 | ||||
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