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■2024年度 東京都地域婦人団体連盟総会開催 | ||||||||||||||||||
7月16日、遅ればせながら、2024年度の東京地婦連総会が、山下会長の下、かつしかウイメンズパルで開催されました。
新体制 新体制は、会長・山下陽枝、副会長・黒崎照子で、書記・飛田恵理子、会計・高須光代は継続です。出席者により、事業内容はほぼ昨年度を踏襲することが満場一致で承認され、以下の基本方針が採択されています。 基本方針 東京地婦連は「世代を超えて地域の力」をテーマに、「平和な明るい社会の構築」を目指し心を結集し、地域に根ざした活動を続けております。新型コロナウイルス感染拡大により生活様式も変わってきましたが、自然災害に対する備え、原発に依存しない新エネルギー開発、平和活動、少子高齢社会における地域の連携、その他防災対策等、安心・安全などへの取り組みについても、深く考え引き続き活動を進めていきます。 地域の活性化を図っていくと共に、暮らしの安全・安心の見地から、地産地消や食品ロスの削減、食育の普及などに取り組んでいくことも重要だと思います。 厳しい社会情勢の中、この困難を乗り越えるには、知恵を出し合い、皆で一丸となってまい進しなければなりません。実りある活動を行うには、行政、事業者、消費者の三者が協働して、今まで以上に地域の絆を強くし、より良い地域活動を推進していきましょう。 新役員の抱負●一言ごあいさつ会長 山下陽枝 不安定な天気、連続する猛暑そして新型コロナも拡大してきており、健康が心配されます。早く穏やかな日常になることを願っております。東京地婦連も新年度を迎え、健康に留意しながら活動を進めていきたいと思います。 ●今まで以上に! 副会長 黒崎照子 地球温暖化により自然災害が多く起きています。関東大震災から100年、日頃の備えは出来ていても、その時私たちは何が出来るのか、今まで以上に地域の絆を強く深めていきたいと思います。山下会長の下、事務局の高須さんに助けて頂きながら、副会長として職務を果たしていきたいと思います。 ●新年度にあたり 書記 飛田恵理子 先頃新たに山下会長、黒崎副会長が就任されました。高齢化やコロナ禍などで、76年目になる組織は厳しさを増していますが、地球環境の悪化とエネルギー問題はじめ、防災や暮らしを取り巻く問題は後を絶ちません。今後とも私たちの歴史と個々の加盟団体を守り、ご指導をお願い申し上げます。 ●引き続き会計に 会計・事務局 高須光代 今年度も会計の役に就かせて頂きました。事務局の経理が不在の中で会計業務は不安でいっぱいですが、東京地婦連がゆっくりでも前進できるように新会長、新副会長の下、書記の方とも協力しあい、微力ながらも頑張りたいと思います。 ●ご挨拶 文化青少年部長 藤田静江 新年度のはじめにあたり一言ご挨拶申し上げます。物事に関わるのに常に一生懸命やることにしております。何をするにも一人では出来ないので、会長、副会長、他の役員さん方と手を携えてやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。 ●新たな船出を! 生活環境部長 秋吉セッ子 消費者活動と生き抜いた谷茂岡会長が逝って4カ月、私は持続の力と前を向き続ける力を学ばせて頂きました。日本も世界も地球規模の災害ラッシュです。変化が起こっても自然というのはうまくバランスを保つもの、という楽観論はもはや通用しません。東京地婦連も山下会長、黒崎副会長の下、新たに船出します。力を合わせ前を向き、課題を乗り越え頑張っていこうと思います。 ●脱炭素化に向け 社会福祉部長 大橋雅子 熱中症警戒アラートの発令、気候危機が深刻化しています。東京都は2050年に「ゼロエミッション東京」の実現を目指して、CO2排出量の実質0を掲げています。家庭で出来る節電等、個人の力は小さいですが脱炭素化に努力していきたいと思います。 今年度より社会福祉部の一員となりました。よろしくお願いいたします | ||||||||||||||||||
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■令和6年度 北方領土の返還を求める都民会議総会開催 厳しい現状でも協力して頑張りましょう 新会長に東京地婦連山下会長を選任 | ||||||||||||||||||
《第1号議案=令和5年度事業報告》 事業計画案を基に実施されました。令和5年度の理事会は2回行われました。ハイブリッドの開催です。 ・通常総会は令和5年6月27日(火)に行われています。 ・北方領土青少年等現視察事業(北対協助成事業)は、令和5年8月1日(火)〜3日(木)に行われ、参加者28名にて啓蒙施設等視察。北方領土近隣地域の羅臼国後展望塔、北方四島交流センター、北方館、納沙布岬などを視察。また、北方領土元島民(語り部)の講話や地元高校生による出前講座を聞きました。 ・第41回北方領土の返還を求める都民大会は令和6年1月30日(火) ・北方領土啓発パネル展の開催 ・北方領土の返還を求める都民会議教育者会議を2回開催 ・関係団体との連携 ・関東甲信越ブロック北方領土問題関係者会議 ・「北方領土返還要求キャラバン隊」の都知事表敬訪問 ・北方領土返還要求都道府県県民会議全国会議・北方領土返還要求アピール行進(開催地:東京) ・令和5年北方領土返還要求全国大会など多くの事業が報告されました。 《第2号・第3号議案=令和5年の決算報告、監査報告》 《第4号・第5号議案=令和6年度の事業報告案と予算案について》 北方領土返還の早期実現を求める都民の強い決意を内外に表明するため、「第42回北方領土の返還を求める都民大会」を開催します。日時:令和7年2月3日(月)予定 場所:京王プラザホテル 他にも例年通りの計画案が発表されました。 《第6号議案=役員の選任について》 東京地婦連が代々会長に就くことになっており、故谷茂岡会長に代わり山下会長が北方領土の返還を求める都民会議の会長に選任されました。 都民会議の個人会員は51名、団体会員は98団体です。北方領土の返還を求める都民会議にその趣旨にご賛同頂き、まだまだ多く方々に参加した頂きたいです。 世界の状況は、北方領土の返還を求める私たちの思いとは違う方向へ進んでいることがとても残念ですが、皆様方と協力して頑張って行きたいと思います。 | ||||||||||||||||||
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■活断層と原発再稼働 敦賀2号機は不許可に | ||||||||||||||||||
東日本大震災後に発足した原子力規制委員会は、新規制基準で活断層の真上に原子炉などをつくることを禁止しています。 福井県にある敦賀原発2号機も活断層の疑いありとされ、事業者はその判断を覆すために、長年断層調査のデータを提出してきましたが、先頃原子力規制委員会は、敦賀原発2号機の再稼働を許可しませんでした。 元旦の能登半島地震では志賀原発(石川県)が被災しました。原発事故にならずに助かりましたが、道路の寸断により孤立する集落が多数出たため、福島のような事故が起きた場合の住民の避難について、不安が高まりました。 私たちは地震列島に暮らしており、8月の宮崎県の日向灘沖の地震では、巨大地震注意の「南海トラフ地震臨時情報」が出ました。またすでに関東大震災から101年たち、南海トラフ地震とともに直下型の地震についても気を緩められない状況です。 懐かしい都路村の鶏卵 かつて東京地婦連では、福島の都路村(現田村市)から、新鮮な産直の鶏卵や野菜を取り寄せていたのですが、13年前の原発事故で販売中止になったつらい経緯があります。最近では、都路の鶏卵をスーパーの店先でたまに見かけるようになり、ホッとして懐かしく求めています。 安全第一で私たち東京地婦連は原発に依存しないエネルギーとして、再生可能エネルギーのさらなる活用を願い、活動してきました。 エネルギー基本計画は足元を見て 政府は「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法」を定め、原発の60年超運転を承認し、今年度中に新エネルギー基本計画を作成するそうです。 脱炭素を急ぐあまりに安易な原発回帰では、国民の安全は守れません。 地震列島であるわが国の足元をしっかりと見ることを求めます。 | ||||||||||||||||||
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■二酸化窒素測定結果報告 NO2増加要因として私たちの生活に起因するものも | ||||||||||||||||||
今年も観測史上最高となる高温が記録されました。地球環境悪化の速さは驚くばかりです。6月初旬というのに真夏並みの暑さの中の測定です。 この高温がNO2濃度とどう関わったかは定かではありませんが、葛飾区は0・012PPMであまり汚れていません。練馬と世田谷は少し汚れている、目黒区は最低値で少し汚れているという結果でした。 カプセルの数が相対的に少ないので全区的な状況の掌握は難しいのですが、NO2の値を上げる要因となるのは車の排気だけではありません。私たちの生活上で作られてしまうものもあります。樹木の伐採等でCO2の吸収が阻害され、結果的に大気中にNO2が充満することは十分考えられます。 一つしかないガラスの地球、壊れないよう大切にと意識を変えていこうと思います。 二酸化窒素測定結果各区市別一覧(2024年6月6日〜6月7日)
特定非営利活動法人東京都地域婦人団体連盟
(単位:PPM)
0.02PPM 以下=あまり汚れていない 0.021〜0.04PPM=少し汚れている 0.041〜0.06PPM=汚れている 0.061PPM 以上=大変汚れている | ||||||||||||||||||
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■リチウムイオン電池の普及と多発する事故にご用心 非純正バッテリー事故に注意を | ||||||||||||||||||
リチウムイオン電池は、充電して繰り返し使えるため、昨今ではスマートフォンはじめ、掃除機、電動アシスト自転車、携帯用ミニ扇風機、電動工具など、充電式の電池を搭載する製品が身の回りに広く出回っています。 しかし一方では、近年リチウムイオン電池を搭載したこれらの製品による発火・爆発事故や、住宅火災が多発しています。NITE(製品評価技術基盤機構)ではテレビなどでリチウムイオン電池により発生する事故の再現実験を行い、これらの製品の取り扱い方について折にふれて消費者への注意情報を提供してきました。 事故防止のポイントは 今までの注意点としては@炎天下、特に高温となる自動車内や直射日光の当たる窓際などに放置しないA充電しっ放しにしないB落とすなど、強い衝撃を与えてしまったあと、普段と違う異常を感じた場合には、直ちに使用を中止する、ことなどが事故の未然防止策として、伝えられています。 非純正バッテリー事故の発生 NITEはさらに、@消費者がいずれもネット通販で購入した非純正品の@電動アシスト自転車用バッテリーA充電式電動工具用バッテリーB充電式掃除機用バッテリーの事故事例をホームページで明らかにしています。 @の場合は自転車から取りはずして充電していたところ,出火し床を焼損した。Aでは購入後初めてバッテリーを充電していたところ、異音がして出火し使用者はやけどをし、周辺を焼損した。Bでは掃除機にバッテリーを取り付けたままで保管していたところ、突然掃除機が作動するとともに出火した。(これはリコールを実施) ここで「非純正バッテリー」とは、製品(機器)本体のメーカーと関係ない事業者の充電用バッテリーのことで、その設計や品質管理に製品本体メーカーが一切関わっていないものを、非純正バッテリーと呼びます。 純正品と紛らわしい形で※互換バッテリー、※純正充電器対応、などと称し安価で販売されており、このような非純正品には、リスクの高いものが含まれている状況です。 安全対策が不適切なバッテリーの場合、電圧の監視が出来ず、決められた数値より高い電圧で充電されると、異常発熱し発火に至る模様です。 NITEではリチウムイオン電池には、可燃性の電解液が含まれ、一度発火すると大きな火災になる恐れがあること、また非純正品では事故発生後に補償を受けられない場合や、事業者と連絡が取れない事態も発生していることから、低価格の非純正品に潜む安全性の問題について、新たに注意喚起を実施しているところです。 | ||||||||||||||||||
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