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| みなさんは「チェーンメール」をご存じでしょうか。「幸福の手紙」というものがありましたが、そのメール版です。「この内容を〇人に回してください」というメールが、携帯電話に届くものです。 「恋人を殺されたので、犯人を探している。このメールを止めた人を犯人、もしくは犯人を隠匿している人として殺しに行く」という物騒なものや、「子犬が大量に処分されようとしているので引き取って」など善意に訴えるもの、「着メロをプレゼントするから、大好きな人に送って。送らないといやなことが起こるよ」と、ＨＰへのアクセスを促すものなど、その種類はいろいろです。 今まで、「次の人に回すと迷惑をかけることになります。勇気をもってチェーンメールを止めましょう」と助言されてきました。国の迷惑メール防止法の対象にもなっていませんし、メールを受けた本人の責任でメールの輪を止めようとしてきました。 しかし、中・高生などにとって、特に脅し文句のついたメールが、自分の携帯に回ってきただけで大変怖いものです。最近のものにはこのメールは、だれに回ってだれが止めたか、その人の個人情報まですべて分かる仕組みになっていますなどと書かれて、恐怖心をあおっています。 そこで、この連鎖を止めるためには、受けた本人の勇気とともに、これを代わって止めてあげる仕組みが必要ではないかとの考えで、財団法人日本データ通信協会の迷惑メール相談センターが、チェーンメール専用の受信用携帯アドレスを用意してくれました。 自分で止めるのが一番！ でもどうしても止めることができなかったら、別表のアドレスに転送してください。あなたに代わってチェーンメールを止めます。 ぜひ、大勢の携帯電話ご利用のみなさまへお知らせしたいものです。このほか迷惑メールについてのご相談は、Ｔｅｌ０３・５９７４・００６８へどうぞ。 |